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MODS MAYDAY JAPAN 2019 Special Talk session 06

マナブ:では最後にSKAシーンや音楽との関わり方とか今後の展望みたいなことを聞いてみようかと。

マナブ:SKAミュージック、SKAの曲とか音楽のファン・好きな人たちがいっぱいいるなかで、「SKAシーン」みたいなものは、どう捉えてる?

ナベ:オレが思ってるSKAシーンっていうのは、例えばオレがCLUB SKA始めた頃ってのはいろいろな音楽シーン、例えばGANG STAGE、ロカビリーナイト、ロンドンナイトみたいな……パンク、ロカビリー、モッズっていうのがあったけど、そういう音楽シーンっていうのは、ファッションと音楽がイコールで、ファッションもこう!っていうのがビシッと決まってた。で、SKAっていうのはすごい曖昧なカルチャーっていうか……オレらはロンドンのイメージから入ってるからファッションもあるけど、もともとのジャマイカのSKAにファッションのイメージはないよね。だからSKAシーンていうのは、ファッション的には「SKAはこう!」というのがなくすごい曖昧で、自分らでSKAっぽいなと思えば何でも良かった。ハットかぶってる子はSKAっぽいなとか、本当にただそういうノリで自由に来れたから、結構長くオレらもやってこれたんじゃないかな。

マナブ:でもやっぱり、ファッションが関係ないとしても、シーンみたいなものは確実にあるよね。

 

ナベ:SKAがちょっとルーディーというかワルっぽい雰囲気だから、これだ!という答えはないけど、雰囲気がルーディーっぽいみたいな、そういうノリでやっていけるのがSKAだ!っていう感じが、シーンとしてはみんな「入りやすい」んじゃないかな。

 

マナブ:ここから先、SKAシーンやCLUB SKAで、未来に向けて展望とかある?Nabeちゃん的にどうシーンと関わっていこうかなと思ってるのかな?

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マナブ:じゃあ、まだまだCLUB SKAは続くね。

 

ナベ:うん、続く。続けるだろうな。みんな体壊してでもやってるんでね(笑)

 

マナブ:体壊してる人多いもんね(全員爆笑)

 

ナベ::それでもね、みんな集まって楽しみたいな。なんか、そういう楽しみがないとつまらないんじゃないですか。

 

マナブ:どんどんそうなっているね。東京の音楽シーンみたいなところで、マイノリティじゃないけど、同じ時代にストリートから……いわゆる隣同士で街の兄弟分というかね、兄弟が集まって、次の世代に残していくというか、もっと楽しいことやっていけるよっていうのはね。

 

ナベ:お互いにね、残していきたいなって気持ちあるけど、なかなかそれをやってくれる人がいるかどうかな〜というのもあるけど。自分らもやっぱりもっと楽しみたいなという、別に隠居してやめることもないだろうし、オレらもまだ全然楽しんでいいんじゃないかって感じで。結局「自分らが楽しもう」って思ってやってるのが、いちばん強いと思うんだけどね。

 

マナブ:最後に、MODSシーンのみんなに一言。

 

ナベ::同年代で一緒にやってきた仲間って感じで一緒に楽しんでやりましょう!

 

マナブ:もうまもなくMODS MAYDAYです。よろしくおねがいします!

ナベ:音楽に関わってる人みんなが思ってるかもしれないけど、ある程度の年代までしかそういうシーンに関わってるっていうのがなくって、それがそのまま皆年を重ねてて若い世代がいない。CLUB SKAにしても、やってる本人らも客も年が上がってきて、この後オレらも若い頃みたいに無理もできないし、それで出来る範囲で……例えば早い時間から始めて早く終わるイベントをやろうとか、そういう風にやってくしかないのかな。オレらがCLUB SKA始めたりマナブくんがGANG STAGE始めた頃って若いし、年上っていなかったじゃない。ところがオレらも50代も後半になって(笑)、40代以上ぐらいの客ばかりで……みたいになってきたら、そういう場で突然ハタチぐらいの子が盛り上がるってことは、あまり考えられないかなって。皆そのぐらい年齢上がってきてるから、そういう年代で楽しめるようなことをずっと続けていければなと思う。

 

マナブ:そういうスタンスでCLUB SKAだったり、たまにはMODSだったりとか、そういうところで音楽イベントには関わっていきたいという感じかな。

 

ナベ:うん。やっぱりイベントにはずっと関わっていきたいし、みんな集まって楽しめるようなイベントをやっていきたい。

 

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